日記というか。

……まあ、日記です。同人向注意。

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僕らの聖杯戦争3

連投!とう!
信之お兄ちゃんの口調が分からないんだぜ!なので短い!




目の前には、埋もれるような薔薇の花束があった。
「私と結婚して欲しい」
「は?」
稲姫がアーチャーとして現界したその後、目の前にいた若い男性は「ちょっと待ってて欲しい」と言っていったん姿を消した。その後現れた時には、両手に抱えきれない程の深紅の薔薇の花束を抱えて現れたのだった。
「私は真田信之。連綿と繋がる武士の家系で、今回の聖杯戦争こそ、勝ち抜くべしと父より悲願の成就を仰せつかった。だが、貴方に出会って、何もかもがどうでもよくなった。貴方こそ私の理想の女性だ。どうか、私と結婚して欲しい」
「そんな……その、困ります……」
稲としては、聖杯戦争を戦う気満々で現界したのだ。それが、いきなり男性から結婚を申し込まれるとは思わなかった。というか思うわけがない。
「私の事は嫌いかな?」
信之は、小首を傾げた。
「いえ、そんな事は!でも、まだ会って間もないし……」
「時間など、たいした問題ではないよ」
「でも、その……私はもののふですし」
「凛々しくも可憐なお嬢さん。私にはそう見える」
「……あの、困ります」
稲は頬を赤く染めた。
「その、稲は、もののふとして戦う。そのために現界したのに……」
「じゃあ、その目的に、一つ新しい目的を加えてもらってもいいかな?」
「なにを?」
「私と、結婚するという事を」
稲は、今度こそ顔中を真っ赤に染めた。
「……!れ、令呪を使ってください!」
「どういうふうに?」
「……私が一生、貴方から離れないように」
稲はぽつりと呟いた。
こうも男性から熱烈に愛される。稲には初めての経験だった。だから、どういうふうに振舞っていいのか分からない。ただひとつ、分かるのは、目の前の男性の手を振りほどきたくない。それだけ。
「……では、令呪を以って命じる」
「はい」
「貴方は、病める時も、健やかなる時も、私と共に歩まなければならない」
「……はい」
すぅ、と令呪の一部分が空気に溶け消えていく。それは、契約が執行された証だった。

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