日記というか。

……まあ、日記です。同人向注意。

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僕らの聖杯戦争13

そろそろ、訳が分からなくなって参りました。「僕らの聖杯戦争」です。
そんな僕、君達に政宗君が分かりやすく整理してくれるよ☆

多分。





「では、今の状況を整理するか」
政宗が一声かけると、他の三人……幸村・甲斐・くのいちはテーブルの周りに集まった。
テーブルの上には、写真が何枚か。
「まず、この聖杯戦争は、7組のマスターとサーヴァントによって争われる。

セイバー
ランサー
アーチャー
ライダー
キャスター
アサシン
バーサーカー

の7つの階級がある。
そのうち、ランサーは儂と幸村。アサシンは甲斐とくのいち。この2組は同盟を組んでおる。あとの5組じゃが……くのいち、報告を」
「がってんです!」
くのいちがぴっ、と敬礼をする。
「島左近とそのマスター武田信玄、直江兼続とそのマスター上杉謙信との間の戦闘が確認されましたぜい! 諜報によると、その二人は町内会でも有名な仲の悪さだそうで。恐らく、早くから潰しあいになると予想されます!」
「うむ。潰しあってくれるのは結構」
「で、そこに稲ちんとそのマスター、真田信之が現れて、三人組で酒盛り始めてました!」
「……同盟が組まれた、という事か?」
「知らな~い。会話までは聞き取れなかったもん」
政宗は腕を組み、思案した。
「どう思う、幸村」
「ええっと……そのサーヴァントの三人に共通点はなかったように記憶しておりますが……」
「真田信之は、信玄の配下の家系と調べがついておる。武田と真田に同盟が結ばれた、と仮定して相違はないか?」
「そうですね……マスターの事は分かりかねますが、義姉上……あ、稲殿の事ですが、弓使いだったので、アーチャーの位だと思われます。同じく、大剣使いの左近殿はセイバー、符術を使う兼続殿はキャスターと、考えられますが……」
「ふん。セイバーとアーチャーが手を組んだか。三騎士のうちの二組が相手となれば、正攻法では敵わぬな。それに、最近の集団衰弱事件……あれは紛れもなく、キャスターが魔力を蓄えている証……」
だんっ!
「兼続殿は、そのような事は致しませぬ!」
幸村がテーブルを叩いて、震える声で、そう叫んだ。
(儂も、そうは思えぬがな)
そう、政宗は思った。写真だけでも分かる。あの純白の男が、そのような下衆な策略を考えるとは思えない。
「……失礼致しました。しかし、兼続殿がそのような作戦を考えつくはずはありません。とても義に篤い方ですから」
「その作戦の立案者は、マスターか、監督役じゃろう」
「聖杯戦争の監督役ですか?」
「うむ。謙信の姉、長尾綾が今回の聖杯戦争の監督役じゃ。公正を謳ってはいるものの、キャスター陣営に肩入れしている事は明白じゃ。まったく、誰が監督役を決めたのやら」
はあ、と政宗は溜息を吐いた。
「で、残るはライダーとバーサーカーじゃが。これは?」
政宗がくのいちに問うと、くのいちは肩を竦めた。
「前田慶次さんが、マスターとぶらぶらして女の子ナンパしてたのは見かけたよ。あの人がライダーじゃないのぉ? でっかい馬に乗ってるし」
「では、バーサーカーは?」
「姿形も見えませ~ん」
ぱ、とくのいちは両手を広げて小首を傾げた。不満そうである。アサシンの能力を持ってしても感知できないサーヴァントの存在。
「バーサーカーのマスターは、どうやらすこぶる狡猾と見える……脅威となるのは、二騎士か、それともバーサーカーか」
政宗が、ぎり、と親指を噛んだ。
「とりあえずは、キャスターが魔力を蓄えているのが気にかかる。早急に手を打たねば、脅威が増えるばかりじゃ」
「ひとつだけ、よろしいでしょうか?」
幸村が手をあげた。
「兼続殿と、話があります。私と、兼続殿を、会わせていただけませんか?」
幸村の真剣な表情。熱意の篭った眼差しに。
「……好きにせよ」
政宗は、幸村に許可を出した。
その身内に煮え滾る『なにか』を感じながら。

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