日記というか。

……まあ、日記です。同人向注意。

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僕らの聖杯戦争14

お久し振りです!

次回更新は幸兼だと思った?残念でした!
今回は、聖杯の成り立ちについて、綾様が詳しく説明してくれるよ!






「由々しき事態が起こりました」
綾は、珍しく動揺に震えた声で謙信と兼続に語りかけた。
「『聖杯の器』が行方不明になりました。ああ……なんという事でしょう。私が監督しておきながら」
「御前。聖杯の器とは、一体なんでございますか?」
兼続の疑問の声に、額にあてた手をおろし、綾は説明しようと口唇を開けた。
「そもそも、この地域の聖杯は、戦国時代に『織田信長』が伴天連の宣教師より手に入れた物が発端とされています」
綾が、聖杯について語りはじめた。
「信長が手に入れた、万能の器。それを信長は駆使して、天下統一を図りました。それを危機と感じたのが、ご存知の通り『明智光秀』です。光秀はあまりの聖杯の力の強大さに恐れをなして、本能寺の変で信長より聖杯を奪い取り、誰の目にも留まらぬように密かに隠したと伝えられています。時の権力者、『豊臣秀吉』『徳川家康』は、切支丹が鍵を握っていると憶測をたて、迫害し、拷問によってその場所を探しましたが、ついに見つからなかったと言われています。その聖杯の器が見つかったのが……」
「今回の、聖杯だというわけですね、姉上」
謙信が重い口を開いた。綾はその言葉に頷いた。
「光秀は、その子孫の体内に聖杯を隠したのです。明智の子孫は、代々身体の中に聖杯を隠し持っています。つまり、明智家の子孫、その人こそ、『聖杯の器』なのです」
兼続は想像した。その子孫達の生き様を。隠れ住むしかないその人生を。悲哀に満ちたそれを、兼続は心から同情した。
綾は言葉を続けた。
「聖杯の器は、我らが厳重に保護していたはず。それが、いつの間にか逃げ出してしまったようです。聖杯の器は、所定の儀式の上で真の聖杯へとその姿を変えるというのに……このままでは、聖杯が現れなくなってしまいます。早急に、聖杯の器の居場所を突き止めなければ」
兼続は正直、聖杯の器である人物に同情したが、自身が聖杯を手にするには、その人物の保護が必要なのは言うまでもない。兼続は、綾に向き直って訊ねた。
「その聖杯の器となる人物は、どのような方なのでしょう?」
「それは……」
綾は、そっと目を伏せて答えた。
「明智ガラシャ。まだ幼い少女です。自身の運命の事など知らされず、ただの魔術師見習いとして、健気に生きてきた少女です。それが、現在の聖杯の器……」




「教えよ! 孫! 何故、そちは聖杯戦争に参加するのじゃ?」
「あ~。うるせえなぁ。この嬢ちゃんは……」
「はっはっは! 賑やかでいいじゃねえか!」
「孫~! 教えよ!」
小さな部屋の中。孫市と慶次と、ガラシャは賑やかに過ごしていた。
少女は、その運命をまだ知らない――

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